夫婦で入れる老人ホームはありますか？

2人部屋を設けている老人ホームであれば、夫婦揃っての入居は可能です。 ただ、夫婦で入居する場合にはそれぞれの要介護度を考慮する必要があります。 例えば、一方が要介護認定を受けていてもう一方が自立の場合、自立の方でも入居できるサービス付き高齢者向け住宅などに選択肢が絞られてしまうので注意が必要です。

要介護認定とは何ですか？

寝たきりや認知症などによって、常に介護が必要な場合や、日常生活を送るうえで支援が必要な場合に、必要な介護や支援の度合いを数値で示したものです。 要介護認定には、要支援1~2・要介護1~5までの7種類の認定があります。基本的に要支援状態とは、基本的に1人で生活可能だが、部分的に介護が必要な状態、要介護状態とは1人で生活できないほど支援や介護が必要な状態です。

老人ホームの費用が払えないのですが、どうしたら良いでしょうか？

老人ホームに入居した後、費用が払えなくなった場合、すぐに退去になるわけではなく1~6ヶ月間の猶予期間が設けられます。 費用が払えなくなりそうな場合、まずは施設にいるスタッフやケアマネージャーに相談してみましょう。さまざまな解決策を提示してくれるかもしれません。 また、特別養護老人ホームなど、公的施設への転居も検討するのも一つの手です。

生活保護受給者でも老人ホームの入居は可能ですか？

生活保護を受給している方でも入居できる施設はあります。 特別養護老人ホームは公的施設なので、生活保護を受給している方にはおすすめですが、要介護3以上でないと入居できない点に注意が必要です。 また、民間施設の中でもグループホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅でも積極的に受け入れをおこなっている場合があります。

介護施設はどうやって選べば良いでしょうか？

介護施設には「グループホーム」や「サービス付き高齢者向け住宅」など10以上の種類が存在します。 まずは入居目的を考え、自分の中の希望条件の優先度付けを行うことでスムーズに施設を絞り込むことができるはずです。 施設見学ができる場合は実際に行ってみて、施設の雰囲気などを事前に把握しておくことも大切です。

ホスピスとはなんですか？老人ホームとは違うのでしょうか？

ホスピスでは、24時間看護師が常駐しており、老人ホームよりも手厚い医療サポートを受けることができます。 基本的に老人ホームはすでに介護や支援が必要な方を対象としていますが、ホスピスは終末期を過ごそうとしている方を対象としているので、末期癌の緩和ケアなど、手厚い医療サポートを受けられるのです。